県内各地で「とやまポーク」を育てている生産者からの生ボイス

    第1回:木島 敏昭 さん (富山県養豚組合連合会)


    年齢:満61歳 
    養豚歴:43年
    住居エリア:黒部市
    飼養頭数:約1,000頭
    その他:テレビ番組「どっちの料理ショー」に出演し黒部名水ポークを全国に広めた立役者。
    養豚に関するブリーダーの資格を持っており、富山県では唯一「木島農場」が「種雌豚優良飼育場」として認定されています。
    (ブリーダーとは動植物を、交配・繁殖させるために育てている人のことです。)

    Q:養豚を始められたきっかけはなんでしょうか?
    A:父親が子取農家(子豚の飼育・出荷を専門に行なう畜産業)をしており、その流れで高校卒業と同時に始めました。

    Q:高校を卒業後に修行に出向かれたそうですが。
    A:当時、日本一のピッグブリーダーであった「二見さん」という方を訪ねに神奈川に修行に行きました。
    そこで大変衝撃を受けたんです。当時、実家でもランドレース種を飼っていましたが、二見さんのランドレース種は非常に立派で、正直同じ品種なのに、ここまで違いが出るもなんだなと思いました。その時「よい豚を作りたい」って思いが強くなりました。

    Q:養豚をしていて一番嬉しかったことは?
    A:自分の子供のように愛情を掛けて育てた豚なので、自慢の豚が豚肉の品評会で評価されたときは嬉しいです。また健康で立派に育てた豚を出荷することに誇りを持っていますし自分で育てた豚を食べたとき、素直に旨いと感じるときもあります。その場合は養豚をやってきて良かったなと思います。

    Q:よい豚を作るという条件は?
    A:よい豚を作るには種牛・飼料・育て方3つのポイントがあります。
    どれも大切ですが、中でも私は、エサにとてもこだわっています。うちの豚は黒部の名水を飲み育ち、また竹酢を加えたオリジナルの配合飼料を与えています。

    Q:竹酢への取り組みを教えて下さい。
    A:以前から竹酢の消臭効果について聞いたことがあり、飼料へ配合を試しました。今でこそ県内各地の生産者が竹酢の配合飼料に取り組んでいますが、配合パターンを何度も試すなど試行錯誤の連続で、レシピの確立には苦労しました。またエリアによって環境や水の違いなど地域ごとの特性もあり、私の農場では良くても、他の農場に行くと竹酢と飼料の比率が合わないことも珍しくありませんでした。

    Q:竹酢を取り入れどのような点が改善されましたか?
    A:実際に消費者の方からは「冷めてもおいしい」「豚肉特有の臭いを感じない」という意見を何回も頂き、大変嬉しく思います。またスーパーの方からは、パックされて並んでいるときにでるドリップ(うまみ成分)が3割減少したと聞きました。

    Q:今後の夢や目標を教えて下さい。
    A:もちろん日本一の豚を育てること。これはプライドに掛けて譲れない部分ですね。でも、日々良い豚を作るために努力をしているんだけども難しい。長く養豚をしてきたけども、まだまだ卒業は出来ないね。 また将来はとやまポークを活用し「富山に来て是非食べたい!」「この料理を食べるために富山へ行こう」となるような力を秘めた、新商品の開発を目指したいと思います。

    Q:最後に、皆さんへのメッセージをお願いします。
    A:美味しい水と空気で育った「とやまポーク」を是非召し上がってほしいです。私たちが日々、美味しいものをお届けしたいという気持ちで愛情をたっぷり注いで育てた自慢の豚肉です。

    本日は貴重なお話をしていただきましてありがとうございました。 ありがとうございます。

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    生産者

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